Asking people to do things – 相手に何かをお願いするときの英語表現
この短い記事では、相手にお願いや頼み事をするときの3つの表現を探ってみましょう。
どの構成も、”Could you…?” または “Do you…?” という同じ基本フレーズをベースにしています。
重要なポイントは、代替の形を使うことによって意味にわずかな変化が生じることです。
それでは一緒に見ていきましょう!
例題1:
a) Could you lend me your electronic dictionary (please)?
b) You couldn’t lend me your electronic dictionary, could you?
c) Couldn’t you lend me your electronic dictionary?
a)は、質問するときのデフォルトの質問構造です。
ほとんどの場面で、話し手は下記の点を想定しています。
– 依頼することに問題はない
– 簡単な依頼である
– 依頼された人がその依頼に簡単に対応できる
b)の文は、否定文と最後に肯定的な疑問詞を使い、イントネーションを上げながら尋ねる間接的な方法です。
ほとんどの場面で、話し手は下記の点を想定しています。
– 依頼することに何か問題がある
– それが簡単な要求ではない
– 依頼された人が、その依頼に対応するのに苦労する可能性がある
c) は否定疑問文の構文で、尻上りのイントネーションになります。
この構文には注意が必要です。
ほとんどの場合、話し手は想像していた現実と実際の現実がずれている驚くべき状況に反応しています。不信感や苛立ち、あるいはその両方が混ざり合った本心を表します。
例題2:
a) Do you know where my glasses are?
b) You don’t know where my glasses are, do you?
c) Don’t you know where my glasses are?
a)は、質問するときのデフォルトの質問構造です。
ほとんどの場面で、話し手は次のことを想定しています。
– 聞き手が答えを知っている可能性が高い
b)の文は、否定文と最後に肯定的な疑問詞を使い、イントネーションを上げながら尋ねる間接的な方法である。
ほとんどの場面で、話し手は次のことを想定しています。
– 聞き手は答えを知らないかもしれないが、それでも聞く価値がある
c) は否定疑問文の構文で、尻上りのイントネーションになります。
この構文には注意が必要です。
ほとんどの場合、話し手は、聞き手が答えを知っているはずなのに、驚きを持って反応しています。
【まとめ】
– 構造a)は、依頼や質問が簡単だと感じた時に使用します
– 構造b)は、聞き手にとって何らかの困難があると思われる場合に使用します
– 構造c)は控えめに、信じられないという驚きを表す時に使用します
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