相手がイライラしている時はどう答える? – how annoying!
前回に引き続き、自分の身の回りで起こったネガティブなことを言われたらどう答えるか、のシリーズです。今回は、イライラする相手の気持ちに寄り添った短い返事をご紹介します。
英会話を扱う上で、「キャッチボール」の難しさを生徒さんはよく口にされます。テニスの試合のように、素早く、スムーズに、効率よくサーブを返したい!と皆さん思いますよね。英語には、そのような目標を達成するための短い固定表現がたくさんあります。ぜひ、これらの短い返答を覚えて、イングリッシュスピーカーの人と使う練習をしてみてください。すぐにあなたの英会話力は、どんな質問やコメントに対しても、とても自然で自発的な応答のできるまでに上達するはずです。
それでは、4つの表現を見てみましょう。いずれも「イライラする気持ち」を表現しています。フォローアップのコメントや質問も参考にしてくださいね。
シナリオ1 “What a pain!” 面倒ですね!
これは、ある特定の状況が煩わしいことを表現するためのインフォーマルな表現です。
A: I wanted to do a Zoom meeting, but the client wants to meet in person.
That’s a two-hour round trip for a 30-min conversation.
B: Oh what a pain.
Is there no chance of a compromise?
A: Zoomでミーティングをしたかったのですが、クライアントが直接会いたいと言っています。
30分の会話のために往復2時間かかるよ。
B: ああ、面倒だなあ。 妥協の可能性はないのでしょうか?
Commentary:
- An exclamatory “Oh!” is often heard at the start of the expression; a lead-in to the main expression
- “Is there no chance of …?” is a useful question to offer suggestions in a difficult situation.
シナリオ2 “That’s a hassle” 厄介ですね…
A: I have no choice but to take 4 buses to get to my destination as the train drivers are on strike.
B: Really?! That’s a hassle.
Just what you need.
A: 電車の運転手がストライキをしているので、仕方なくバス4台で目的地まで行っています。
B: そうなんですか!?それは厄介ですね。
あなたがちょうど必要としているものだね。(皮肉で逆のことを意味する)
Commentary:
- The response has the same meaning as “what a pain”, but is neutral language.
- “Just what you need” – an ironic meaning
シナリオ3 “What a nuisance.” 迷惑ですね。
A: The builders are doing repairs next door, so it’s a bit noisy at the moment.
B: Oh what a nuisance.
Do you know how long it will go on for?
A: 隣で建築業者が修理をしているので、今ちょっとうるさいんです。
B: ああ、迷惑な話だね。
いつまで続くか知ってる?
Commentary:
- “What a nuisance” – interchangeable with “hassle” and “pain”
シナリオ4 “How frustrating.” イライラしますね。
A: My computer suddenly crashed and I had to spend 2 hours re-writing my notes.
B: Oh no! That’s so frustrating.
The same thing has happened to me. The problems of technology.
A: パソコンが突然壊れて、2時間かけてノートを書き直したよ。
B: いやー、それはイライラするね。
私も同じようなことがあったわ。テクノロジーの問題。
Commentary:
- Of these 4 expressions “how frustrating / that’s frustrating” arguably expresses the strongest emotion, so we tend to reserve use of this one to situations that are particularly annoying where our goals are considerably thwarted.
いかがでしたか?
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